マンション大規模修繕工事・設計監理について、弊社に多く寄せられるご質問をまとめました。
ここにはないご質問や疑問点については、お気軽にお問い合わせください。
質問一覧
質問と回答
- なぜ、マンションの大規模修繕工事が必要なのですか?
- マンションは、時間の経過とともに劣化するからです。マンションの劣化は、躯体(骨組み)や防水、塗装、仕上げ材、配管設備など、多方面にわたって生じます。資産価値の維持や機能の回復、リノベーション(機能向上)、保全的修繕など、快適で安全な住環境を守り続けるためにも、定期的なマンションの修繕・改修が必要なのです。
- まだ何も決まっていない段階で相談だけしたいのですが…。
- はい、もちろんご相談だけでも可能です。ご依頼をいただきましたら、まずはお伺いをしてしっかりとお話に耳を傾けることから始めます。この時点では特に費用は発生しませんので、「ちょっと話を聞いてほしい」と思われたらお気軽にお問い合わせください。
- 修繕工事は、日本全国どこからでも依頼できますか?
- はい、ご依頼は日本全国から受け付けております。これまでに全国各地のマンションを手がけてきた実績もございますので、ご安心ください。地域や気候風土に関わらず、マンションごとに最適な修繕工事をご提案させていただきます。
- 様々な意見を集約するということに対して、どのように取り組まれていますか?
- 弊社では、「あらゆる声に耳を傾ける」ということに何よりも気を配っています。例えば、アンケートを行ったり、積極的に説明会を行ったりすることで、ご自身の意見をはっきりと主張される方だけでなく、胸の内に想いを秘めがちな方の声も、しっかりと吸い上げて反映いたします。確かに様々な意見をひとつに集約することは容易ではありませんが、だからこそ私たちにしかできない仕事も多く、それを期待されている方がいる限り、この仕事を追求したいと考えています。
- 大規模修繕工事は、およそどれくらいで行うものなのでしょうか?
- マンションの規模や修繕回数、立地などの条件によって異なりますが、一般的にマンションの大規模修繕工事は、10年から15年に一度の周期で計画されます。弊社では、修繕工事が必要かどうか判断するために、まずは『劣化診断調査』を行います。大規模修繕工事の周期が近づいてきたら、劣化診断調査を依頼し、工事計画を考えることをおすすめいたします。
- 建物のひび割れが気になるけど、修繕が必要かどうかわからない…。
- そのような場合は、『劣化診断調査』をご依頼ください。劣化診断調査とは、建物の痛みの具合を確認した上で、傷みの度合いや緊急性を住民の皆様に報告する調査で、住民の皆様が劣化の度合いを判断する基準となります。劣化診断調査を利用して適切な時期に修繕工事を施すことは、建物の状態の悪化を防ぎ、安全で快適な生活につながりますので、早めの診断依頼をおすすめいたします。
- 劣化診断調査を依頼することはできますか?
- はい、もちろん可能です。弊社では中立の立場での診断をしております。中立の立場での診断は当然のように感じられるかもしれませんが、例えば工事業者や施工会社、材料メーカーいった工事に関係の深い調査会社に診断を依頼すると工事ありきの診断結果になってしまう可能性があります。そうした点から、客観的に見ることのできる設計事務所へのご依頼を強くおすすめします。
- 長期修繕計画とは、どういうものでしょうか?
- マンションの状態を30年前後の長期的視野で考えて、「どの工事がいつ必要なのか」「その工事にいくらコストがかかるのか」を想定してまとめたものが、「長期修繕計画」です。この計画に基づいて概算された金額が、修繕積立金を決定する根拠となります。A-1設計では、これまでに蓄積してきた専門的な知識とノウハウを駆使して公正な立場で最適な長期修繕計画の作成・見直しをいたしますので、お気軽にご依頼ください。なお、作成から時間が経った長期修繕計画は、実際の工事金額との差額や新技術の開発、社会情勢の変動によって工事仕様の変更が生じやすいので、5年を目安に定期的に見直しましょう。
- 大規模修繕工事の費用について妥当性を調べる方法はありますか?
- マンションの大きさや傷み具合など、諸条件によって費用は多様です。施工業者の見積もりが妥当であるかを知るためには複数の業者に同条件で相見積もりを出すのが一番です。とはいえ、異なる業者が全て同じ数量・数値で見積もりを出すことは容易ではありません。そういう場合でも、弊社では相見積もりを含む施工業者の選定を全面的にサポートしておりますので、見積もり内容の妥当性についても適切にアドバイスすることが可能です。お気軽にお申し付けください。
- 社長の人柄はどんな感じですか?
- 弊社の社長は、この仕事がとても好きだと公言している人物です。クラシックコンサートの中でも、一人で歌うリサイタルよりは大勢で創りあげるオペラを愛するタイプです。住民の皆様と一緒に良い修繕工事を進めていき、それが成功したときの喜びに大きな価値を感じています。建築士というだけでなく、修繕工事を進めるために必要な業務全般の職人というイメージです。